女性の便秘 (ホノミ漢方#5 便秘体質)

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女性の便秘

5-ben-2毎日毎日食事をしているのに、何日たっても便が出ないと不安…。
こうした「便秘」の悩みは、右のグラフからも分かります通り、女性のほうが圧倒的に多く、男性の約2倍!そこで今回は、なぜ便秘は女性に多いのかを踏まえながら、『女性の便秘』をテーマにお話していくことにしましょう。

女性が便秘に悩まされやすい理由とは?

なぜ女性は便秘に悩まされることが多いのか、まずはその要因 について見ていくことにしましょう。

5-ben-1女性ホルモンの影響

女性ホルモンの「黄体ホルモン(プロゲステロン)」は、大腸の蠕動運動を抑える作用があります。そのため、黄体ホルモンの分泌が活発になる排卵~月経までの期間になると、便秘しやすくなります。

筋力不足

一般的に、男性に比べて女性の方が腹筋の力が弱いものです。腹筋は便を外に押し出すのに必要な筋肉で、その力が弱いため、便秘になりやすくなります。

ダイエットと水分不足

ダイエットに取り組む女性は多く、食事を制限することによって便のかさが減りますし、食物繊維や水分の摂取量も減るため、便が硬くなってしまい、出にくくなります。

また、便秘のタイプは、次のように大きく2つに分けられますが、②のタイプのように、子宮筋腫など女性に起こる病気が便秘の原因になっていることもあり、便秘以外に、月経痛がひどかったり経血量が多いといった症状がある場合には、医療機関を受診し、病気の治療を優先することが大切です。

①機能性便秘

最も多い便秘のタイプで、生活習慣やストレス、加齢などによって、腸の働きが鈍くなったり、けいれんするなどして腸の機能が悪くなって起こる。

②器質性便秘

腸で炎症性の病気(潰瘍性大腸炎やクローン病など)を起こしたり、腫瘍(ポリープなど)ができるなどして腸管内が狭くなり、便がスムーズに通過できないために起こる。
女性では、大腸の前に子宮があるため、子宮筋腫などがあると便の通り道が狭くなって、便秘が起こる。

便秘の原因は腸の働きが悪いから?

便秘の原因は「腸の働きが悪い」ことにあると思いがち…。
ところが、それだけはありません。
他にも、次のような原因が関係し、便秘の改善には、それらを踏まえた対策をとることが大切です。

5-waman-3胃の働きが悪い

胃酸の出が悪い場合は、食べた物がうまく消化されず、腸で異常発酵を起こして下痢になることがありますが、逆に胃酸が多い場合は、便秘を起こしやすくなります。

胆汁の生成や分泌が低下する

胆汁は肝臓で作られ、腸の中で食べ物の消化を促したり、大便の滑りを良くする潤滑油のような働きをしています。そのため、胆汁の生成や分泌が低下すると、便秘が起きやすくなるのです。

腹部の血行が悪い

腹部の血液の流れが悪くなると、腸に十分な栄養が行き渡らなくなり、腸の働きが低下してしまいます。
とくに女性の場合は、腹部に子宮や卵巣があり、これらの臓器に乱れが生じると、腹部で血行不良を起こしやすくなり、便秘の原因になります。

自律神経のバランスが乱れる

腸の運動は自律神経によって調節されています。そのため、精神的なストレスなどで自律神経のバランスが乱れると、腸がうまく働かなくなり、便の出が悪くなります。

ホノミ漢方の便秘対策は?

5-waman-4ホノミ漢方には、生薬の働きを活かし、先の便秘の原因を踏まえた対策がとれるお薬があります。

それは「ハニドール」です。

ハニドールを構成する成分をご紹介します。

原因に対する働き 構成成分
腸に適度な刺激を与え、大便を先に進める 大黄
大便の表面を軟らかくし、排便をスムーズにする ジオクチルソジウムスルホサクシネート
胃の調子を整える 牛胆・厚朴
胆汁の分泌を促す 牛胆
腹部の血行を良くする 芍薬
自律神経の働きを整え、腹部の張りを鎮める 枳実・厚朴

ハニドールは、単に腸を刺激して排便を促すお薬ではなく、便秘を起こす様々な原因を考えて作られたお薬です。
4-5また、女性の場合は腹部の血行が悪くなりやすいものです。
そこで、血行を良くしていく生薬を中心にした「エッキ錠」をうまく活用する方法もあります。

服用に際しては、ホノミ漢方会会員の薬局・薬店にご相談下さい。

こうしたお薬の服用に加え、日頃の養生も便秘対策に必要です。
日常生活の中で、次のような養生法を心がけましょう。

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