2024/05/19
●ホノミ漢方#1胃腸病体質
ホノミ漢方では、
「胃もたれ」「胃痛」「胸やけ」といった胃の病状を
漢方の大事な考え方である“陽病”“陰病”に当てはめて考えます。
(1)陽病の胃病
- 臓器が働きすぎている(熱の)状態で、症状としては胃酸過多や炎症などを生じることが多くなります。
- 陽病の胃病には熱をさますために冷やす薬(苦味の生薬)を用います。
(2)陰病の胃病
- 臓器の働きが怠けている(寒の)状態で、症状として胃がもたれたり、食欲不振などを生じることが多くなります。
- 陰病の胃病には温める働きのある薬(辛味、甘味)を用います。
この陽病、陰病の胃病に体力のある体質(実証)、体力のない体質(虚証)を組み合わせて、その対策を考えます。
陽病
実証 苦味 黄芩オウゴン 黄連オウレン 大黄ダイオウ 多量牛胆ギュウタン
虚証 ほろ苦味 少量黄連 陳皮チンピ 少量牛胆
実証 で使われる材料
虚証で使われる材料
陰病
実証 辛味 生姜ショウキョウ 山椒サンショウ
虚証 甘味 甘草カンゾウ 人参ニンジン
実証 で使われる材料
虚証で使われる材料
そして、現代人の体質を踏まえ、上記にあるような生薬を配合して、
「胃もたれ」「胃痛」「胸やけ」といった色々なつらい症状を改善しながら、
人間本来の持つ胃の自然治癒力を引き出すように考えた生薬主剤の胃腸薬が、
ホノミ漢方ンのエスマーゲンなのです。
服用方法:エスマーゲン・錠 大人 1回5錠(又は1包) 1日3回 食後服用
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●胃腸の働きが亢進し、胃酸過多・胸やけ等が強い場合・・・苦味を強くするのがポイントです。
ホノミ漢方処方 エスマーゲン・錠(規定量)+オルスビー錠
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●胃腸の働きが怠け、食欲不振等が強い場合・・・辛味・甘味を強くするのがポイントです。
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●食欲不振の場合は食前にエスマーゲン・錠を3錠服用
●胃酸過多・胸やけの場合はエスマーゲンの散剤を利用すると良いでしょう。
またお薬だけでなく、普段の養生が大切になります。
- (1)食べる量は控えめに
- 食べる量は「腹八分目」にすれば、胃の働きに余裕ができ、
- 胃に負担をかけることなく消化できます。
- (2)規則正しい食生活を
- 例えば、朝食を抜くと空腹時間が長くなるため、
- 昼食時についつい食べすぎてしまいます。
- そのため、胃に負担がかかって機能が乱れてしまいます。
- (3)食後はなるべく休む
- 食後すぐに動き出すと、血液は手足に流れて胃には十分な量が流れずに、
- 消化不良や腹痛を引き起こす原因になります。
- (4)消化の良いものを
- 胃に負担をかけないためにも消化の良いものを食べることが大切です。
- 一般的に消化が良く、胃内滞留時間が短いのは炭水化物やたんぱく質で、
- 脂分の多いステーキなどは時間がかかります。
- (5)冷たいものは取りすぎない
- 冷たい食べ物や飲料水は胃の働きを悪くしますので、
- 取りすぎないように注意しましょう。
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