糖尿病 (ホノミ漢方#3糖尿病体質)

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糖尿病

かき・くり・新米、サンマにきのこ…季節は秋。食べ物がおいしい時期になりました!
食事の量もついつい増えて、「最近体重が…」「メタボ気味かも…」と心配されている方も多いかもしれません。
そこで今回は、生活習慣病の中でも特に肥満と関係の深い「糖尿病」について紹介しましょう。

血糖値が慢性的に高くなるのが「糖尿病」

糖尿病とは、血液中の糖濃度(血糖値)が慢性的に高くなる病気です。症状が進行すると、尿の中にまで糖が漏れ出てくるため、「糖尿病」と言われています。

糖(ブドウ糖)は、私たちが身体を動かすために大切なエネルギー源であり、ごはんなどの炭水化物が消化分解されて作られます。
食後、糖の吸収によって血糖値が上がると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、細胞への糖の取り込みを促進します。その結果、血液中の糖は減少し、血糖値は一定の範囲に調節されています。

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しかし何らかの理由でインスリンが上手く働かなくなると、糖は細胞に取り込まれにくくなり、血糖値は下がりにくくなって、糖尿病になってしまいます。

糖尿病が起こる理由

では、インスリンが働かなくなるのはどのような場合でしょうか?
大きく分けて二つのケースが知られています。
3-111)インスリン分泌の障害
膵臓からのインスリンの分泌が悪くなる場合です。
日本人は欧米人に比べインスリンの分泌量が少なく、糖尿病を起こしやすい体質であることが最近の研究で分かっています。
この状態に「食生活の乱れ」「運動不足」「ストレス」などが加わることで、さらにインスリンの分泌量が減ったり、糖の取り込みが悪くなってしまうために、肥満やメタボでない人でも糖尿病を発症してしまうことがあります。
家族に糖尿病の人がいる場合には特に注意が必要です。
3-122)インスリン感受性の低下
インスリンはある程度分泌されているにもかかわらず、糖を取り込む細胞の感受性が低下している状態で、主に肥満によって起こります。
肥大した脂肪細胞は、インスリンの感受性を鈍くする物質を分泌するため、各細胞の糖の取り込みが悪くなり、高血糖状態が引き起こされてしまうのです。

血糖値が高いとなぜ悪いの?
3-13血糖値が高い状態が慢性的に続くと、血管に大きな負担がかかり、血管がもろくなってしまいます。そのため、多くの血管が存在する眼や腎臓、さらに脳や心臓に合併症を起こし、最悪の場合には失明や透析、脳梗塞や心筋梗塞につながってしまいます。そのため、早い段階から生活習慣の改善や薬の活用によって血糖値を良好にコントロールする必要があるのです。

糖尿病の診断基準は?

糖尿病は、初期の段階では自覚症状がないため、定期的に病院での検査を受けることが大切です。 糖尿病の診断基準は2010年に改訂され、以下の項目を確認することと定められました。

検査Ⅰ:血糖値

血糖値の測定方法には、10時間以上の絶食の後に測定する「空腹時血糖値」と、一定量のブドウ糖を溶かした液体を服用して2時間後に測定する「ブドウ糖負荷後2時間後値」、さらに空腹かどうかを問わない「随時血糖値」があります。
これらの検査により、「正常型」「境界型(予備軍)」「糖尿病型」が判定されます。

検査Ⅱ:HbA1c(ヘモグロビンA1c)

HbA1cは、赤血球の成分であるヘモグロビンと、血液中の糖が結合した物質です。HbA1cは短期間では増減せず、過去1~2ヵ月の血糖値の平均を反映します。

HbA1cが6.1%以上(※)であると、「糖尿病型」と判断されます。
(※6.1%は日本独自の測定法による基準であり、国際的な測定法による値である6.5%に今後変更される予定になっています。)

糖尿病の診断では、以上2種類の検査を行い、血糖値とHbA1cの両方が「糖尿病型」であった場合に、「糖尿病」と診断されます。
また、血糖値のみ「糖尿病型」でも、糖尿病の典型症状や確実な糖尿病性網膜症があるときには「糖尿病」と診断されます。
血糖値とHbA1cのどちらか片方だけが「糖尿病型」であった場合には、一ヶ月以内に再検査が行われます。

現代医学での治療法は?
3-14糖尿病治療の基本は、生活習慣の改善。食生活や運動療法などを行い、日々の生活習慣を見直すことが重要です。生活習慣の改善に取り組んでも改善が見られない時は、薬物療法が行われます。内服薬としては、以下のものがあります。
症状が重い時にはインスリンの自己注射などの治療も必要になります。

種類            薬                  作用
糖の吸収を遅くする薬    α-グルコシダーゼ阻害薬    小腸からの糖の吸収を遅らせる
インスリンの分泌を促す薬  スルホニル尿素薬速効型 インスリン分泌促進薬  膵臓に作用して、インスリンの分泌を促す
インスリンの働きを改善する薬  チアゾリジン薬 ビグアナイド薬   筋肉や肝臓に作用して、インスリンの働きを良くする
新しい働きの薬         インクレチン関連薬        糖が吸収されるとインスリンの分泌を促すために小腸から膵臓に送られるホルモン(インクレチン)の働きを高める

ホノミ漢方では…
3-8シノミッテルカプセル画像糖尿病の改善に取り組む方のお薬として、
ホノミ漢方には、「シノミッテルカプセル」があります。

シノミッテルカプセルは、糖尿病や、糖尿病に伴う口渇(口の渇き)などの自覚症状を改善する働きのお薬です。
シノミッテルカプセルは、体質や病状を考えて正しく服用することが大切ですので、服用に際しては、ホノミ漢方会会員の先生方とよくご相談ください。

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生活習慣で気をつけること

糖尿病の予防・改善のためには、生活習慣の改善が最も大切です。そこで、生活習慣で気を付ける点について紹介しましょう。

適正摂取エネルギー量を守る

食べすぎは肥満や血糖値の上昇を招くため、腹八分目を心掛けることが大切です。
身長・体重から算出される適正摂取エネルギーを一つの目安に考えるのが良いでしょう。

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その他、ゆっくりよくかんで食事をする(満腹感が得られる)、 食物繊維を積極的に摂る(食後の血糖値の上昇を緩やかにする) なども重要です。
糖尿病の治療中の人は、担当医や管理栄養士に相談しながら、 栄養バランスのとれた食事で食生活の改善を図るようにしましょう。

適正摂取エネルギー

標準体重(kg) … 身長(m)×身長(m)×22
×
身体活動量(kcal) …
軽労作(デスクワークが主な人・主婦など)⇒25~30kcal
普通の労作(立ち仕事が多い職業)⇒30~35kcal
重い労作(力仕事が多い職業) ⇒35kcal~

ウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動を取り入れる糖尿病2

ウォーキングやジョギング、水泳などの軽い有酸素運動 を1日合計30分行うようにしましょう。10分間×3回 のように、分けて行ってもかまいません。また、適度な 運動は継続することで蓄積した脂肪が減り、インスリン が効きやすい身体になってきます。一週間に3日~5日を目安に行うようにしましょう。

その他糖尿病3

節酒・禁煙・ストレス解消を心掛けます。
また、睡眠不足は血糖値上昇の引き金になるため、睡眠をしっかりとるようにしましょう。

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