美と健康の創造館 まるとみ薬品 ぐんまの薬屋 芳さんのブログ

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蓄膿症と好酸球性副鼻腔炎 (ホノミ漢方#7鼻病体質)

time 2017/07/27

蓄膿症と好酸球性副鼻腔炎 (ホノミ漢方#7鼻病体質)
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蓄膿症と好酸球性副鼻腔炎

粘っこ~い鼻水に鼻づまり、においが分からず頭も痛い…
もしかしてコレ、蓄膿症…?
蓄膿症とは、副鼻腔に膿がたまる病気のことで、かつては、慢性副鼻腔炎といえばほとんどがこの蓄膿症でした。
しかし最近では、蓄膿症とは異なる新しいタイプの慢性副鼻腔炎も増えてきているようです。
そこで今回は『蓄膿症と好酸球性副鼻腔炎』についてお話しすることにしましょう。

副鼻腔に起こる炎症

副鼻腔とは、鼻の中(鼻腔)でつながっている小さな空洞で、頬、目と目の間、おでこの奥などに左右4つずつ、合計8つあります。
左図のように、それぞれ①前頭洞(ゼントウドウ)、②篩骨洞(シコツドウ)、③蝶形骨洞(チョウケイコツドウ)、④上顎洞(ジョウガクドウ)と呼びます。
何らかの原因で、この副鼻腔に炎症が起きたものを「副鼻腔炎」と呼び、これが3カ月以上続くと「慢性副鼻腔炎」と診断されます。

慢性副鼻腔炎のタイプ

これまでは慢性副鼻腔炎のうち、副鼻腔に膿がたまる「蓄膿症」がそのほとんどを占めていましたが、最近は蓄膿症とは異なる「好酸球性副鼻腔炎」という新たなタイプの慢性副鼻腔炎が増加しています。
好酸球というのは白血球の一種で、免疫を担当する細胞の一つです。好酸球性副鼻腔炎では、何らかの原因でこの好酸球が増加し、免疫の働きが過剰になって副鼻腔に炎症を起こしてしまいます。
そこで、蓄膿症と好酸球性副鼻腔炎では、それぞれどのような違いがあるのかまとめてみました。

 蓄膿症 好酸球性副鼻腔炎
 タイプ  副鼻腔に膿がたまるタイプ  好酸球が増加するタイプ
好発部位 特に上顎洞に起こりやすい 篩骨洞に起こりやすい
 症状 ・緑色や黄色のドロドロした膿のような鼻水
・頬骨の辺りに痛み
・進行すると鼻づまり、鼻水がひどくなる
・鼻茸(鼻ポリープ)ができやすい
・のりのような粘り気のある鼻水
・目の奥の痛み、頭痛、嗅覚障害など
 原因  細菌、ウイルスなどの感染 ・細菌、ウイルスなどの感染
・喘息の合併により発症
・鎮痛剤のアレルギー

 

蓄膿症と好酸球性副鼻腔炎の治療

 

蓄膿症と好酸球性副鼻腔炎ではタイプが異なるため、病院での治療法も異なります。
主な治療法は「薬物療法」「局所療法」「手術」の3つです。

蓄膿症

薬物療法 主に、マクロライド系あるいはペニシリン系と呼ばれる抗菌薬を服用して、副鼻腔にたまった膿を取り除きます。
局所療法  鼻腔や副鼻腔にたまった膿や鼻水を洗浄したり、鼻から霧状にした抗菌薬を吸入して治療します。
手術  鼻腔から内視鏡や手術器具を入れて、膿や鼻茸を取り除き、副鼻腔をきれいにします。

 

好酸球性副鼻腔炎

手術  好酸球性副鼻腔炎ではまず初めに手術を行い、副鼻腔(篩骨洞)の壁を取り除いて局所療法を行いやすくします。
局所療法 抗菌薬では効果がないので、好酸球の働きを抑えるステロイド薬やロイコトリエン拮抗薬と呼ばれる薬を点鼻あるいは服用します。
薬物療法

ホノミ漢方における対策

一方、ホノミ漢方には、生薬の働きを活かして蓄膿症や好酸球性副鼻腔炎などの慢性副鼻腔炎の改善に使用できるお薬として、「ホノミビスキン」があります。

ホノミビスキンは、鼻の中で起こる炎症やアレルギー反応を鎮めながら、副鼻腔にたまった膿を排出し、慢性副鼻腔炎で起こる鼻の不快な症状を改善してくれる働きがあります。

ホノミビスキンの構成生薬

鼻腔・副鼻腔内にたまった膿汁を排泄する

キキョウ・キジツ・シャクヤク

鼻に生じる不快な症状を改善する

ケイガイ・ビャクシ・シンイ

蓄膿症などの改善を早め、回復を手助けする

レンギョウ・ジュウヤク・ソウジ・センキュウ

ホノミビスキン の詳しい内容はこちら
ホノビスキン商品のお求めはこちらから

日常生活における注意

日常生活の中では、蓄膿症や好酸球性副鼻腔炎の再発や悪化を防ぐために、次のようなことに注意しましょう。

 

1)風邪に注意する

風邪をひくと鼻の状態が悪くなるため、副鼻腔炎が再発したり、悪化しやすくなります。
日頃から規則正しい生活、栄養のバランスを心掛け、風邪をひかないように気を付けましょう。

2)鼻水をためない

鼻水の中には細菌や好酸球がたくさん含まれているので、鼻の中に鼻水がたまっていると副鼻腔炎の悪化につながります。
鼻をかむときには左右片方ずつ、また鼻がつまっているときは耳が痛くならない程度に軽くかみ、鼻水をためないようにしておきましょう。

3)温度と湿度に留意する

副鼻腔炎を予防するために最も適切な室温は20~25℃、湿度は50~60%といわれています。室内では1年を通してこの温度と湿度を保つようにしましょう。

4)鼻を温めて血行を良くする

副鼻腔炎で鼻づまりを起こしているときは、鼻の血流が悪くなっています。
温かい蒸しタオルを鼻に当てたり、ゆっくりとお風呂に入って温まると、鼻の血流が良くなって鼻づまりも解消されます。

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