近年、生理のトラブルに悩む女性が増えており、約8割の女性は生理時に不快な症状があるとのこと…。
その原因としては、現代の女性は昔に比べて妊娠・出産の回数が減ったことで、生涯で経験する生理の回数が増えており、その分だけ女性ホルモンの変動にさらされる機会が多くなったことが関係していると言われています。
また、仕事に育児、介護…とストレスも多く、女性ホルモンのバランスを崩しやすくなっていることも、原因の1つになっているようです。
そこで今回は、女性のライフスタイルの変化などが関係して増加している「生理のトラブル」についてお話ししましょう。
生理とは…
子宮の内側の表面は、妊娠した時に受精卵のベッドの役割を する「子宮内膜」で覆われています。子宮内膜は女性ホルモンの働きにより、受精卵を迎えるために徐々に厚くなりますが、妊娠しなければ不要になり、はがれ落ちて血液とともに体外に排出されます。これが生理です。
生理は通常であれば、周期は25~38日、持続日数は3~7日間で、定期的に起こります。こうした生理のサイクルは女性ホルモンによってコントロールされています。
生理のトラブル、その原因は?
この女性ホルモンの分泌が乱れると、生理不順や生理痛などの生理のトラブルが起こってきます。女性ホルモンの分泌を乱す要因としては、「生理回数の増加」「ストレス」「急激な体重の増減」「冷え」「食事や睡眠などの生活の乱れ」などがあります。
様々な生理のトラブル
生理のトラブルとしては、次のようなものがあります。
生理不順
生理の周期が乱れている状態で、生理周期が24日以内となる「頻発月経」、39日以上となる「稀発月経」、3カ月以上生理がない「無月経」などがあります。
月経困難症
生理に伴う下腹部痛などの症状が病的に強く、「仕事や家事ができない」など日常生活に支障を来たしているような状態をいいます。月経困難症には、子宮筋腫や子宮内膜症といった原因となる病気が存在する「器質性月経困難症」と、原因となる病気がないにもかかわらず症状が起こる「機能性月経困難症」とがあります。
月経前症候群(PMS)
生理の3~10日前から「下腹部痛」や「むくみ」、「乳房の張り」、「イライラする」など、さまざまな肉体的・精神的な症状が起こり、生理が始まると症状が消えたり軽くなったりする状態をいいます。
現代医学での薬物療法
このような生理のトラブルに対しては、対症療法として、下腹部痛や頭痛など痛みの症状の改善には鎮痛薬、むくみがひどければ利尿薬、精神的な症状があれば抗不安薬や抗うつ薬が使われます。また、生理周期やホルモンバランスを整えるためにホルモン療法を行うこともあります。
ただ、対症療法で現在の症状を抑えているだけでは根本的な解決にはなりません。また、鎮痛薬は「胃腸障害」、ホルモン療法では「更年期障害のような症状」や「骨量が低下する」といった副作用が起こることもあり、注意が必要です。
ホノミ漢方での対策は?
漢方では、身体に異常があるときは「気(神経の働き)」「血(血行・ホルモンの働き)」「水(水分代謝の働き)」のバランスに乱れが生じていると考えます。
生理のトラブルの場合は、このうちの「血」の乱れが関係していると考え、その乱れを整える働きを中心としたお薬によって治療を行っていきます。
ホノミ漢方には、このような「血」の乱れの改善に
お使いいただけるお薬として「エッキ錠」があります。
エッキ錠は生薬のみから構成されており、生理不順・生理痛といった女性に起こる種々の症状を改善するために考え出された生薬製剤です。
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