美と健康の創造館 まるとみ薬品 ぐんまの薬屋 芳さんのブログ

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夏の冷え症 (ホノミ漢方#14 虚弱・雑病体質)

time 2018/07/12

夏の冷え症 (ホノミ漢方#14 虚弱・雑病体質)
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夏の冷え症

気温の低い、冬場の時期に起こりやすいと思われがちな『冷え症』。
ところが夏本番に近づくにつれ、ついつい冷房をつける機会が増えるこの時期…、冷房のきいた部屋で長時間さらされ続けることで、『耐えがたい身体の冷え』を感じている方が増えています。
某企業の調査では、夏に『冷え』を感じている女性は何と約4割。最近では、夏・オフィスの冷え症対策に、昔懐かしい「湯たんぽ」など、防寒用品を買い求める女性が増えているとか…。

そこで、今月はこの時期、特に女性に多い『夏の冷え症』についてお話しすることにしましょう。

『夏の冷え症』とは?

冷え症とは、「身体全体は寒くないのに手・足・腰が異常な程、冷たい…」など、
「身体の一部分だけが特に冷たくなる状態」を指します。
私たちには環境や季節の変化に適応するため、自律神経によって体温をうまく調節する働きが備わっています。ところが、炎天下の屋外と冷房のよく効いた室内の温度差が激しい夏場は、自律神経系のバランスを崩しやすく、体温調節がうまくいかずに、冷えに伴うさまざまな症状が現われやすいのです。

女性に『冷え症』が多いのは??

一般に、男性に比べて女性が『冷え』を感じやすい主な理由は…、

  • 女性は基礎体温が低い
  • 熱の産生に関係する筋肉組織が少ない
  • 月経周期に応じてホルモンの変動を繰り返しているため、血液循環が悪くなりやすいから。

また、ファッションを重視する現代女性は、特に夏場に薄着をすることが多いため、身体を冷やすことで血液循環が悪くなりやすいのです。

『冷え症』の主な症状は?

冷えを感じる部分は様々ですが、一般に「手足が冷える」ことが多く、体質だからと放っておくと、その他にも冷えに伴って、次のような様々な症状が現われることがあります。

頭痛・肩こり・腰痛
など『痛み』の症状
月経痛・月経不順など
『生理』の問題
食欲不振・腹痛
下痢・便秘など
めまい・イライラ ・倦怠感・
のぼせ・むくみなど

『夏の冷え症』の原因は?

一般に『冷え症』が起こる原因として、大きく分けると次の2つが考えられます。

一般的な『冷え』の原因 『夏の冷え』との関係
(1)エネルギー不足で、熱の産生が不十分なため ・夏バテによる、胃腸機能の低下
・無理なダイエットによる、エネルギー不足
・運動不足からの筋力低下
(2)熱の分配がうまくできないため ・冷房の影響で、身体がさらに冷えてしまい、熱を運ぶ血液がうまく流れない

一方、年齢層別に女性の「手足の冷え」の訴えに「月経痛・月経不順」の訴えを重ねてみますと、年齢層によって冷えの原因との関係に傾向があることがわかってきました。

若年~中年女性では、『手足の冷え』と『月経痛・月経不順』の訴えが非常に似ており、冷え症の根本改善には『血行・ホルモンバランスの乱れ』が関わっていることが多いものです。
一方、中高年女性では、『熱を産み出すための体力づけ』がまず必要と言えます。
つまり、『夏の冷え症』を根本的に改善するには、『冷え』を起こす原因をしっかりと考えた対策が大切なのです!

漢方では…

『冷え症』 の原因をしっかり考える漢方!

現代医学では、『冷え症』は「甲状腺機能低下症」「膠原病」などの冷えの原因が特定されない限り、治療の対象とはせず、『冷え性』つまり単に『冷える性質』と考えることがあります。
これに対して漢方では『冷え症』を『冷える症状』と捉え、立派な病気として扱うのです。

ホノミ漢方では…

ホノミ漢方には、女性に起こりやすい『冷え症』を根本原因から改善するお薬がそろっています!
現代女性の体質を考えた『冷え症』対策のお薬として、

・更年期障害、月経不順など『女性病体質の改善』に…、「エッキ錠」 があります。

・肉体疲労、胃腸虚弱など『新陳代謝機能が低下した』方の冷え症に… 「パナパール錠」があります。

また、お薬の服用だけではなく、日頃から次のような『冷え症』を起こしにくい養生法を取り入れることも大切です!

『夏の冷え症』を予防するための養生法

1)身体を冷やさないようにしましょう
  • 冷房のきいた室内では、薄手の上着やストールを羽織るなど、身体を冷やさないことが基本です。
    ただし、ガードルなど身体を締めつける衣服は、血流を悪くしますから、避けて下さい。
  • シャワーを浴びるだけではなく、ぬるめのお湯(37~38℃)に心臓に負担がかからないみぞおちから下をつける半身浴で、じっくりと身体の芯から温まりましょう。
2)食事はきちんと摂りましょう
  • 暑いとばかり食事ではなく水分ばかりを摂っていると、エネルギー不足になって熱を生み出せず、身体が冷えてしまいます。
  • アイスクリームやビールなど冷たいものの摂り過ぎは、胃腸を冷やし消化吸収を妨げます。
    身体を温める働きのある「芋類や豆類」など食材を工夫して摂るようにしましょう。
3)適度な運動を心がけましょう
  • ストレッチやウォーキングなどの適度な運動は血行を良くし、また、熱の産生に関係する筋肉の衰えを防ぐことができ、冷えの解消につながります。汗をかいた後は、必ず汗を拭いて身体を冷やさないようにして下さい。
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