美と健康の創造館 まるとみ薬品 ぐんまの薬屋 芳さんのブログ

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ホノミ漢方#2咳・喘息体質
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#2 咳・喘息体質

咳は気管支・咽で起こりその場所は肺に属します。
肺に炎症や熱があって症状を起こすと考えます。

漢方では、柴胡(サイコ)剤を使います。
柴胡とは、セリ科のミシマサイコの根っこを乾燥させたものが漢方として使われます。
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柴胡剤は、少陽熱で胸脇苦満を訴える患者様に使います。
陰病(太陰病・少陰病・けっちん病)の症状には不向きです。
胃アトニーを起こしている場合も不向きです。
肝臓の機能が吭進しすぎている場合の調整薬としては不向きです。

柴胡剤を使った処方としては

●小柴胡湯(しょうさいことう)

柴胡(サイコ)   肝臓・胆嚢・肺からくる炎症・熱や胸脇苦満を取り除く
黄ごん(オウゴン) 膵臓における胸脇苦満を取り除く
半夏(ハンゲ)   胃腸の働きを整える作用
人参(ニンジン)  胃腸の働きを整える作用
甘草(カンゾウ)   アレルギー抑制作用
生姜(ショウキョウ) 自律神経の調節作用
大棗(タイソウ)  ホルモンの分泌調整作用

胸脇苦満があって、比較的体力のある人に向いてます。
気管支・肺・肝臓に苦情のあるときに使います。
心臓の苦情・胃の苦情・汗かき体質の人には不向きです。

アレルギー反応により、ホルモンの乱れ、自律神経の乱れ
によって症状がでるのが病気です。

肺の炎症を抑えたい時は、五行説で考えると
心の場所の働き過ぎを抑制すれば良いということになります。
つまり、肺の働きがこう進している時は、
心臓の働きを抑制してやれば良いのです。

心臓がこう進して咳を出している時は、
杏仁剤で心臓のこう進を抑えてやれば良いのです。

杏仁剤を使った処方としては

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●麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
麻黄(マオウ)   アレルギー反応中毒症を軽減する作用
杏仁(キョウニン) 心臓の働きすぎを抑制する作用
甘草(カンゾウ)  アレルギー反応中毒症を軽減する作用
石膏(セッコウ)  内蔵の腹部・肺部の熱から生じた息苦しさや口渇を伴う症状を緩和する作用

体がひどく弱っている「著しい虚証」の人、
また発汗が異常に多い人には向きません。
胃腸の調子が悪い人も慎重に用いるようにします。

●神秘湯(しんぴとう)
麻黄(マオウ)   アレルギー反応中毒症を軽減する作用
杏仁(キョウニン) 喘咳を静める作用
陳皮(チンピ)   アレルギー反応中毒症を軽減する作用
厚朴(コウボク)  気を静める作用
柴胡(サイコ)   肝臓・胆嚢・肺からくる炎症・熱や胸脇苦満を取り除く
蘇葉(ソヨウ)  アレルギー毒の発散する作用
甘草(カンゾウ)  アレルギー反応中毒症を軽減する作用

肺部(気管支)のアレルギー反応中毒症が激しく、
呼吸困難がはげしく起こっている症状に使用します。
使用対象は、体力があって無汗症であり、内臓に苦情がでない人に向いてます。

神秘湯は、総じて抗アレルギー剤で構成されているといっても過言ではありません。
しかも、虚弱者向けの薬と充実者向けの薬が混在しているので。
絶対に虚弱者には使ってはいけない薬です。

麻黄剤の処方として

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●小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
麻黄(マオウ)   アレルギー反応中毒症を軽減する作用
桂皮(ケイヒ)
芍薬(シャクヤク)
半夏(ハンゲ)
五味子(ゴミシ)
細辛(サイシン)
乾姜(カンキョウ)
甘草(カンゾウ)  アレルギー反応中毒症を軽減する作用

{重要}麻黄剤の注意点
体がひどく弱っている「著しい虚証」の人、また発汗の多い人には向きません。
胃腸の調子が悪い人も慎重に用いるようにします。

麻黄には、心臓や血管に負担をかける交感神経刺激薬のエフェドリン類が含まれます。
そのため、高血圧や心臓病、脳卒中既往など、
循環器系に病気のある人は慎重に用いる必要があります。

注意が必要なケース..
虚証・裏証(虚弱、病中・病後の衰弱期)、発汗の多い人、胃腸の病気、
循環器系に病気または既往歴のある人(高血圧、心臓病、脳卒中)、
腎臓病、排尿障害、甲状腺機能亢進症のある人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
エフェドリンやテオフィリンなど交感神経刺激作用のある薬との併用は慎重におこないます。
また、芍薬甘草湯など甘草を含む他の漢方薬といっしょに飲むときは、
「偽アルドステロン症」の副作用に注意が必要です。

飲み合わせに注意.(禁忌)
他の麻黄剤、エフェドリン類含有製剤、甲状腺製剤(チラーヂン)、
カテコールアミン製剤(アドレナリン、イソプレナリン)、
テオフィリン(テオドール)、甘草含有製剤、グリチルリチン(グリチロン等)など。

1番目は肺に熱があるときは柴胡剤
2番目に心に苦情があるときは杏仁剤
3番目に肺の炎症がこうじて分泌物が気管支に出てくる場合、
体力のあるとき麻黄剤
体力のないとき紫蘇剤
4番目に固くなるような痰が出るときは麦門冬剤
肺の働きが弱いのに無理をして働いて炎症が起きると腎の働きが弱くなります。
腎の働きが弱くなるとホルモンの分泌が悪くなり、水分の欠乏が見られます。
その結果のぼせ・咳が出るようになり、分泌物も少なくなり粘り気が出てきて
塵などがつくと痰が固くなります。

喘息はゼイゼイと喘鳴を発して息苦しい咳を出す症状です。
普通の咳と違い分泌物があります。
しかも、この分泌物は柔らかいのが通常です。
従って、通常の咳に用いる柴胡剤と麦門冬剤は使いません。
また、麻黄剤の処方は注意点で表したとおり使える人が限られて来ます。

そこでホノミ漢方の出番になるわけです。
体力の有無に関係なく効果があり、

現代人のような胃腸の弱い人、内蔵虚弱者にも使える処方が考えられました。
それがヒューゲン・錠です。

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◆ヒューゲン錠は、せき・たんの症状を改善するために考えられた生薬配合の鎮咳去痰薬です。

18錠(3.6g)中
カロニンエキス 25mg
キョウニンエキス 40mg
ゴミシエキス 50mg
サイシンエキス 45mg
シャゼンシエキス 25mg
ソヨウエキス 100mg
チンピエキス 450mg
ハンゲエキス 50mg
カンゾウ末 900mg
ショウキョウ末 100mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩 9.0mg
ノスカピン 45mg
(添加物)
ステアリン酸マグネシウム、乳糖、バレイショデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、メタケイ酸アルミン

◆ヒューゲン錠の
・カロニン・キョウニン・ゴミシ・サイシン・シャゼンシ・ノスカピンなどは“せき”を止めるように働き、
・カンゾウ・シャゼンシとともに“たん”を除きます。
・ショウキョウ・ハンゲはゴミシなどの鎮咳効果を助けます。
・さらにソヨウ・チンピ・カンゾウ・クロルフェニラミンマレイン酸塩は
“せき・たん”の原因となるアレルギー症状に対応し、
呼吸器疾患における“せき・たん”の病状回復を早めるように作用します。

ヒューゲン・錠 添付文書
ヒューゲン・分包 添付文書
小児用ヒューゲン 添付文書
ホノピレチン「せき」
http://www.zaiseido.co.jp/temp/h_piretin_seki.pdf

ピレチンせき

ヒューゲン・錠  150錠 (大人8日分) ¥3,000
450錠 (大人25日分)¥7,600
ヒューゲン・分包 21包 (大人7日分) ¥2,800
小児用ヒューゲン 21包 (大人7日分) ¥1,900
ホノピレチン「せき」72錠S (大人4日分)¥1,900
上記お買い物はこちらからどうぞ・・・

 

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